京都屈指のパワースポットで初詣
2019年 01月 06日
今年の初詣は伏見稲荷大社~鞍馬寺~貴船神社となりました。
予定では除夜の鐘を聞くべく大晦日のうちに京都に向かう予定でしたが、大晦日ギリギリの到着になりそうだったことと、以前の大晦日夜が激混み(清水寺と八坂神社)だったことから予定を変更して元旦の早朝に向かうこととしました。
午前4時頃ホテルから出発開始、蛍池~十三~烏丸と阪急電鉄に乗り京都を目指します。その道中の一コマ。なんと車両どころか電車に乗客が私しかいない状況が発生していました(汗)。超贅沢なプライベートトレイン!
烏丸駅に到着したら次は四条駅から京都地下鉄烏丸線で京都駅へ。そこからさらにJR奈良線に乗り継いで二駅目、稲荷駅を目指します。
駅を出たら目の前にドーン!と伏見稲荷大社が見えました。なんとも交通の便が良すぎること・・・。
午前6時頃の新表参道の様子です。年越し直後の初詣客が去った後だと思いますが、それでも多くの方で賑わっていました。
有名な千本鳥居に到着です。右側が順路のようです。
ご覧の通りビッチリと鳥居が並んでいて、これがここだけと思いきやどこまでもこんな感じ・・・。
夜明け前の薄暗い神社をカラスが鳴く中、先へと進むのはまるで異世界への誘いのようにも感じてしまいます。
千本鳥居をくぐって、ハイ終わりとはいかないのが私の常。伏見稲荷大社は稲荷山全体を神域としているそうで、山頂まで行ってみることにしました。初詣だけのはずが、ご来光登山も兼ねることになりました!
これは実際に足を運んでいただきたいですが、ホントにもう鳥居の連続!石段と鳥居、どっちの数が多いんだろうというくらいすごいんです。
山頂付近にある一ノ峰。一般の参拝客用と作法に従う参拝客用で通路が別々でした。
下山しようとしていた7:20ころ、鳥居の上に初日の出が見えました。快晴!
本殿近くまで戻ってきたころ、お腹もすいてきたので肉まんと一緒にあまざけをいただきました。久しぶりに飲んだけれど、とても美味しかった!
8:30ころでしたので2時間半かけて楼門に戻ってきました。帰りは露店なども眺め、お土産を探しながら駅に戻りました。
午前9時頃の表参道。早朝よりも明らかに増えてます。早く来てよかった~。
次は稲荷駅~(奈良線)~東福寺駅~(京阪本線)~出町柳駅~(叡山電鉄)~鞍馬駅と乗り継ぎます。
叡山電鉄の車両はリゾート列車のように、車窓からの眺めを楽しめる仕様もあるみたい。
牛若丸で有名、鞍馬に到着しました。駅を出てまもなく鞍馬寺
仁王門を過ぎると順路が二つに分かれていました。
九十九折りの石段を歩くか、ケーブルカーで進むか。稲荷山でちょっと疲れていた私はケーブルカーに乗ってみました。お寺が運営するケーブルカーって珍しいようで、調べてみると宗教法人としては唯一の鉄道事業者なんだそうです。
どんな風景を目にできるのか楽しみでしたがご覧の通りです。叡山電鉄の沿線からも多くの倒木を目にしました。昨年の台風の影響で山肌が無残な姿に変わってしまったようです。
本殿金堂。狛「犬」ではなく虎でした。京都市街から見て北東・寅の方角にあるようで、関連があるのかも。
鞍馬寺の近くには貴船神社があります。鞍馬寺の奥の院魔王殿から山道を歩けば続いているということで、向かってみました。
というのも、鞍馬寺は京都でも屈指のパワースポット。本殿金堂前の六芒星が特に強いとか、魔王殿は磁力が非常に強い等々、鞍馬寺を最強スポットとする情報は数知れず。さらに貴船神社は日本三大縁結びの一社でもあり、丑の刻参りの本場らしいのです。奥宮は「日本三大龍穴」のひとつがあるそうです。
鞍馬・貴船が鬼門(北東)の方角にあるなんていうのも、奇妙な重なりでミステリー好きな方には避けて通れないスポットですね。
ミステリーは好きじゃないけれど、屈指のパワースポットなら初詣にはぴったりに違いない!ということで足を運んだわけです。
足を運びすぎてヘトヘトになってましたが、もうひと踏ん張りです!
山道は雪化粧していました。この日は朝から暖かい日差しがあったためか頭上からも雪がドサッと落ちてくることもあり、足元もぬかるんでいたため大変な道のりでした。貴船から鞍馬へ向かうときに利用したタクシーの運転手さんから聞いたところでは、この山道も台風の影響で通行禁止になっていたようです。
鞍馬寺から歩くこと30分、魔王殿に到着しました。トレッキングシューズなど歩きやすい靴で参拝することをおススメします。
ここが邪気を吸い取るとか人々の邪念が淀んでいるとか、とにかくスゴイらしい場所か…。静かな林の中なので気持ちいいこと間違いないですが、これもご利益でしょうか。
魔王殿から貴船神社へ至る道は下り坂。鞍馬寺からのルートは石段がしっかりしていましたが、こちらは所々に木の根っこが見えたりしていて足を滑らせそうになりました。手すりが整備されていますが、気を付けて歩きましょう。
貴船神社への道沿いには川が流れていました。川に沿ってたくさんの旅館が立ち並んでいて、京都の奥座敷な雰囲気。
京都中心部から遠いこともあって、それほど初詣客は多くないようです。外国人の姿を多く目にしました。
本宮へ向かう石段沿いに明かりが灯った夜など、いい雰囲気だろうなぁ。
絵馬発祥の地だそうです。本宮から奥宮へと向かいます。
奥宮
とてつもないエネルギーがビシビシと・・・!?
貴船神社は朱色がそんなに目立つわけでもなく、落ち着いた雰囲気でした。
本宮から奥宮に向かう途中に中宮・結社(ゆいのやしろ)がありました。
天孫降臨において、ニニギノミコトはコノハナノサクヤビメと結婚するわけですが、一緒に嫁いだ姉のイワナガヒメは醜かったことから父のオオヤマツミの元に送り返されてしまいます。それが人の寿命の起源ともいわれています。
そんな悲しい伝説が残るイワナガヒメですが、縁結びの神様として祀られています。
自然にできたもののようですが、不思議な形の岩もあるもんだなぁと思いました。
ということで、鞍馬から貴船に至る屈指のパワースポットを巡った私ですが、身体の中のパワーを失ってしまいタクシーで鞍馬駅まで送ってもらうことに(笑)
駅の近くにある蕎麦屋さんで名物にしんそばをいただきました。お通しで出てきたちりめん山椒もとても美味しかったです。ここも私のパワースポットだった!
次回は、初詣後に伊丹空港へ戻り撮影した伊丹スカイパーク編です。
by wildbirdphoto
| 2019-01-06 07:06
| 旅行記
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